MENU

映画『青春18×2 君へと続く道』 を観てきた

台湾では3月14日ホワイトデーに公開された『青春18×2 君へと続く道

わたしは清原果耶が好き、わたしのパートナーはシュー・グァンハンが好きということでたのしみにしていたので、公開初日に観てきました。

日本での公開は5月3日(金)でまだ少しさきのようです。

台湾が好きな人向けというより、映画が好きな人、ちょっと切ないドラマが好きな人も楽しめる作品でしたので、ぜひ観に行ってほしいです。この作品の映像は映画館での鑑賞推奨です(※個人的見解)

わたしは恋愛映画は映画館で観ない主義で、恋愛ものはちょっと見るのに勇気がいる派です。きっとアラサー女子には多いのではないでしょうか。今回もストーリーに白けてしまわないか心配していましたが、結果杞憂でした。

後半に一部ネタバレを含みます

全体の感想

全体通して、とっても素敵な映画でした。

映像がとても美しくて、小物なども素敵、時間軸も工夫されていていつのまにかストーリーにのめりこんでいました。この時間軸が肝でがっちり感情を持っていかれて揺さぶられました。

正直なところ、恋愛王道パターンではあるので、結末もなんとなく想像はしていました。でも描き方、撮り方、見せ方、演技がとても丁寧な作品で、唯一無二の作品に仕上がってる~~!映画ってやっぱり素晴らしいなあと感じました…!

お気に入りポイント

1)ジミーがかわいい

   ジミーがかわいいというか、主人公のふたりの様子がかわいすぎて、映画館もくすくす笑いしているお客さんいっぱいでした。

   物語はシュー・グァンハン演じるジミーという台湾人の男の子と清原果耶演じるアミという日本人の女の子を中心に進みます。

   ふたりの学生時代で描かれた、なんかちょっと気まずい感じとか、意地張っちゃう感じがとってもかわいくて癒されました。

2)主人公ふたりを見守る周りがすごくいい。

   周囲の登場人物が変に色々干渉してこないで、とっても自然に優しく見守ってくれる。

  細かいシーンまでふたりを見るみんなの目線がしっかり演じられて、撮られています。一瞬一瞬の演技がとても丁寧で、演技がうますぎて、さらにそれをしっかり撮って、観客に見せてるそんな映画でした。

  だからこそふたりの周りの人のセリフって多くはないのだけれど、でも感情がちゃんと伝わってきて、こちらまで暖かい気持ちにさせられます。

3)時間軸が最高

  時間軸が行ったり来たりする映画でした。その構成が見ている人をさらに映画の世界に引き込む役割を果たしていたと思います。

  ジミーがアミの事情を知ったのがいつなのか、ということを分かるシーンがあります。

  そのシーンの出し方が見ているこちら側に「あ~~、だからこんなにも回り道の旅だったんだね」ち納得させる作りになっていたなあと感じます。そこでより一層ジミーへ感情移入させられました。

4)映像がすてき

  恋愛映画は劇場で観なくてもいいじゃないかとわたしがいつも思う理由に、アクション映画などと違って迫力が必要ないじゃんという気持ちがあります。お家で観ても変わらないじゃんと。(映画が好きでやたらと劇場に行ってしまうとお金がいくらあっても足りないので、取捨選択をするための理由つけです、ほんとは全部映画館で観たい><)

  でも、この映画は恋愛映画だけど劇場で観るのが一番でした。

  ジミーが日本で旅をしているときのトンネルを抜けるシーン、映画ならではの映像美と迫力を存分に感じました!

以下一部ネタバレあり

5)ドラマチックすぎない

  ジミーがアミの故郷に行こうと思い立つシーン(もしかしたら決心?)香りをかいで、思い出がよみがえって…ってこのシーンがとてもエモい。

  自分たちも日常で香りで何かをふと思い出す、そんなことがあると思います。この映画ではそれが描かれていました。

  いい意味で映画やドラマっぽくなりすぎていないと感じました。よくあるのは、香りを重要なきっかけにしたいから、結構それを際立たせようと何度もいろんなシーンで香りにまつわるシーンを入れてくる演出。この映画は香りに関するシーンって最小限で、現実的でした。

最後に

  最後まで読んでいただきありがとうございました。今回を機にもっともっと自分の好きなジャンル以外の映画を開拓しようと思いました!

  映画の券を買ったらギフトでもらえた♪

  台湾だと『青春18×2 通往有你的旅程』っていう題名になる。

  

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

大学卒業後、4年間日本で勤めた後、台湾に移住。
アウトドアに生きたいのにどんどんインドアな趣味を増やしてしまっている今日このごろ。猫派。

目次